トラック協会HPより抜粋します。
「燃料サーチャージとは、燃料価格の上昇・下落によるコストの増減分を別建て運賃として設定する制度である。 現状の燃料価格が基準とする燃料価格より一定額以上、上昇した場合に、上昇の幅に応じて燃料サーチャージを設定または増額改定して適用する。一方、燃料サーチャージの設定時点より下落した場合には、その下落幅に応じて減額改定し、また、燃料価格が鎮静化した場合はこれを廃止する。
なお、本燃料サーチャージ制度は新たに設定する別建ての制度であるため、導入した場合には届出することが必要である。」
来月6月・・・さらに13円値上げで御座います。
WTI(ウエストテキサス・インターミディエイト原油)
ニューヨーク取引所にて原油先物取引の対象として、その取引価格は原油価格の国際的指標になっております。
日本は中東(ドバイ原油)からの輸入が多いのですが、中東産原油の取引は主にNY原油先物価格を参考にした動きとなっている為、WTIの指標次第で大きく影響を受けます。
投資家の矛先がもろにNY原油へ移行していることが大きな値上げの要因のようです。
航空会社では燃料サーチャージはすでに導入されておりますが、我々地上を走るトラック業界ではようやく国交省で緊急ガイドラインが取りまとめられました。
今後の導入は避けては通れないでしょう・・・